診療報酬に係る取り組みについて患者さんへのお知らせ
後発医薬品使用体制加算について
当院は、後発医薬品使用体制加算に係る届出を行っている保険医療機関です。
後発医薬品の品質、安全性、安定供給体制等の情報を収集・評価し、その結果を踏まえ、後発医薬品の使用を決定する体制が整備されておりますが、現在の医薬品の供給が不安定な状況を踏まえ、後発医薬品の推進を図りながら、医薬品の安定供給に資する取組を実施しております。
今後、医薬品の供給不足等が発生した場合には、院内において協議し治療計画等の見直しを行う場合があります。
その際は、当該患者さんには適切に説明し変更させていただきます。ご理解ご協力をお願いします。
国立病院機構石川病院 病院長
令和6年3月1日
令和6年3月1日
院外処方せんの一般名処方について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在一部の医薬品については十分な供給が難しい状況が続いています。当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬 品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発⾏すること※)を⾏う場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不⾜した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。ご理解ご協⼒のほどよろしくお願いいたします。
希望する銘柄がある場合はかかりつけ薬局にてご相談ください。
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不⾜のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
国立病院機構石川病院 病院長
令和6年3月1日
バイオ後続品使用体制について
当院は、バイオ後続品使用体制加算に係る届出を行っている保険医療機関です。
バイオ後続品の品質、安全性、安定供給体制等の情報を収集・評価し、その結果を踏まえ、バイオ後続品の使用を決定する体制が整備されており、積極的な使用に取り組んでいます。
※バイオ後続品とは
バイオ医薬品は、生体による生合成過程を利用して製造され、ホルモン製剤や抗体製剤といった分子量が非常に大きく複雑な構造を持ちます。バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。先行バイオ医薬品よりも安価なため、患者さんの経済的負担や医療費の軽減が期待されます。
国立病院機構石川病院 病院長
令和6年6月1日
令和6年6月1日